初めての家づくりでは、どこにどんな窓を設ければいいか分からないと悩まれる方は多くいらっしゃいます。
窓1つ設置するのにもコストがかかるので、無駄に窓を設置したくはありませんよね。
窓は機能性、サイズ、見た目など種類が豊富です。
加えて重視しておかないといけないのが、窓を設置する位置と方角です。
今回は西側、北側の窓をピックアップして、特徴をご紹介します。
□西側の窓の特徴
西側の窓は一見何の問題もなさそうに見えますが、実は不満がよく生まれる方角です。
何も知らずに西側に窓を設けてしまうと、後悔に繋がる恐れがあります。
＊西側の窓の特徴
1.西日が眩しい、暑い
特に夏、西日が入る窓があると眩しく暑くなります。
真昼は太陽が眩しくても屋根が遮ってくれますが、沈みかけの夕日はちょうど屋根も遮れない高さまで下りてくるので、どうしても西日は遮るのが難しい傾向にあるのも、西日が嫌がられる原因です。
2.西日で家具が日焼けする
西日は他の時間より太陽の位置が低い分、多く紫外線が含まれているため、家具が日焼けしやすいです。
大切な家具が日焼けにより劣化してしまうのは避けたいものです。
3.すだれや庇で西日は防げない
西日はとても日差しが強いので、遮光カーテンを閉め切るくらいでないと日差しは防げません。
「なんとかなる」という気持ちで窓を設置すると、後でやっぱりいらなかったと不満に変わってしまいます。
＊西側に窓を設けるなら
西側に窓を設けたいとお考えの場合は、少し高めの位置で小さめの窓を設けるのがおすすめです。
視界に西日が入ると眩しく感じるので、西日が入る場所を限定させることで西日対策になります。
また、西側に寝室など窓がいらない間取りを固めるのも方法の1つです。
窓を設置するコストも浮くので、ぜひご検討ください。
□北側の窓の特徴
北側は太陽が通らないので、暗い、湿度が高いといった印象を持たれがちです。
実際暗めなのは事実ですが、まったく採光が期待できないというわけではないことに注意が必要です。
北側でも窓があると想像以上に明るくなるので、北側に設置されることが多い玄関にも窓を付けておくとある程度明るい玄関になります。
必要なければ設置しなくて大丈夫ですが、自然な明るさがほしいなら北側でも窓の設置を考えてみても良いかもしれません。
□まとめ
西側の窓は西日が差し込むので、暑くなりがちです。
眩しさも感じやすく結局カーテンを閉め切っているご家庭も多いので、もし大切な家具などがある部屋なら窓のない部屋にするのもおすすめです。
逆に暗い印象がある北側は、窓を設置することで想像以上に明るくなることもあるので、自然な明るさを求めている方は施工会社に設置を相談してみてください。
当社は30年以上の経験と実績を以って、お客様の家づくりを土地選びからサポートさせていただきます。
姫路市周辺で注文住宅をお考えの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。
