インナーガレージ

インナーガレージを取り入れた住宅スタイルとは?メリット・デメリットも解説

土地が狭くガレージが設置できないと悩みを抱えている人におすすめなのがインナーガレージを取り入れた住宅スタイルです。インナーガレージとは、建物の一階部分にガレージを組み込むスタイルです。車庫としてだけでなく趣味の部屋としても利用できることから、近年高い人気を集めています。

 

そこで今回は、インナーガレージの魅力やメリット・デメリットなどをご紹介します。

 

1.インナーガレージを取り入れた住宅スタイルの魅力について

まずは、インナーガレージを取り入れた住宅スタイルの魅力についてさらに使い方などをご紹介します。

 

1-1.インナーガレージとは

インナーガレージとは、その名の通り住宅とガレージが一体になったスタイルの住宅を指します。一般的には住宅前のスペースにカーポートを設置したり車庫を作ったりすることが多いのですが、インナーガレージは住宅の中にガレージスペースを組み込みます。別名ではビルトインガレージや、アメリカンガレージハウスと呼ばれることもあります。

 

 

 

1-2.インナーガレージの使い方

インナーガレージは、単純に車を収納する場所としてだけではなく、さまざまな使い方ができます。たとえば、プラモデルを作ったりDIYを行う趣味のスペースとして活用したりもできるでしょう。また、テーブルやソファーを置くことで、本を読んだりコーヒーを飲んだりなどと第二のリビングとして使うことが可能です。そのほかにも、バイクや釣りグッズ、コレクションしたフィギュアなどを展示することもできるでしょう。さらに庭とつなげておけば子どもたちの遊び場スペースとしても活用できます。

 

1-3.インナーガレージは車好きにおすすめ

インナーガレージを取り入れた住宅スタイルは、とくに車好きの人から高い支持を集めています。紫外線や火山灰などから愛車をしっかりと守ることができるでしょう。また、台風時に物が飛んできて車が傷つけられるということもありません。さらに、オイル交換を行ったり、ウィンドウォッシャー液を補充したりするなど、車のメンテナンスも周りの目を気にすることなく余裕のあるスペースで行うことができるでしょう。

 

また、水栓を作っておけば、インナーガレージの中で雨の日でも好きな時に洗車可能です。車好きの方は、小さな小上がりのスペースを作って、愛車を見ながらゆっくりとリラックスした時間を過ごすのもおすすめです。

 

2.インナーガレージスタイルのメリットとデメリット

次に、インナーガレージスタイルのメリットとデメリットをご紹介します。

 

2-1.インナーガレージのメリット

インナーガレージの一番のメリットは、土地が狭くてもしっかりとガレージスペースを確保できる点にあります。とくに都会などの土地が高い地域ではよく取り入れられているスタイルです。また、ガレージを1階に設置し2階にリビングを設置することで、リビングの日当たりや風通しを良くすることにもつながります。さらに、雨の日でも濡れることなく車での出入りができる点も人気を集めています。

 

また、上記でも解説した通り、インナーガレージは車を収納するだけでなく趣味のスペースとしても活用が可能です。日々の暮らしをより豊かにしてくれることでしょう。

 

2-2.インナーガレージのデメリット

ガレージのデメリットとしては、2階に居住スペースが集中してしまう点があげられます。家族の人数によっては、3階建てを検討する必要もあるでしょう。若いうちは階段で昇り降りも可能ですが、バリアフリーという観点からいくと将来的には少し使いづらい住宅になってしまうかもしれません。

 

また、間口の広いガレージを作りたいという場合には、建物を建てる際に制約を受けやすくなります。施工会社の担当者とよく話し合った上で、しっかりと補強を行うことが大切です。

 

ガレージのすぐ上にリビングを設置すると、車のエンジン音や排気ガスのにおいが気になったりすることがあります。換気扇を多めに設置したり、音を遮る素材を使ったりなど、匂いと音への対策が必要となります。

 

3.インナーガレージをデザインする上でのポイント

最後に、インナーガレージをおしゃれにデザインするためのポイントをご紹介します。

 

3-1.ガレージドアにこだわる

建物の一階部分をガレージとして使うため、ガレージドアは住宅の印象を大きく左右することになります。どのようなスタイルの住宅にしたいかを明確にした上で、素材にこだわって選ぶようにしましょう。たとえば、モダンでスタイリッシュな雰囲気にしたいのであれば、アルミ製のガレージドアがおすすめです。また、ナチュラルな雰囲気やアメリカンスタイルにしたいという場合には、木目調のガレージドアを選びましょう。

 

3-2.間取りにこだわる

使い勝手の良いインナーガレージにするためには、間取り決めも重要になってきます。たとえば、玄関とガレージがつながっている間取りであれば、大きな荷物を抱えていてもすぐに車から家に移動ができるでしょう。また、キッチンとガレージをつなげることで、買い物で購入したお米や水なども簡単に室内へと持ち込むことが可能です。このように、生活スタイルに合わせて使いやすい間取りを検討してみてください。

 

 

4.まとめ

今回は、インナーガレージの魅力や、メリットとデメリットなどをご紹介しました。インナーガレージは、スペースをうまく活用しながら車庫としてだけでなく趣味の部屋とも活用できるという魅力があります。ガレージ内にコンセントや手洗場を設置しておくことで、活用方法が広がるでしょう。自分の好きなスタイルに合わせたインナーガレージをデザインしてみてください。

 

兵庫県姫路市にあります「株式会社ほっとほーむ」では、インナーガレージを取り入れたさまざまなスタイルの住宅をご提案させていただきます。土地の大きさはもちろん、お客様の好きなデザイン、ライフスタイルに合わせたスタイルをデザインいたします。イベントや展示会なども開催しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。