袖壁って何?玄関を袖壁にするメリットとは?解説します!

袖壁は、建物から外に突き出ている壁のことを指します。
軒下に張り出しており、さまざまな役割をこなします。

実は今、この袖壁のメリットが注目され、採用する方が多くなっているのをご存知でしょうか。
今回は、玄関における袖壁の役割やメリットをご紹介します。

□玄関の役割とは?

そもそも玄関の役割とはなんでしょうか。
もちろん真の役割は家の出入り口としての役割ですが、実は玄関は気持ちを切り替える場所としての役割も担っています。

プライベートな憩いの場であるマイホームと完全にパブリックな外との境目にあるのが、玄関です。
人は玄関で靴を履く時、無意識のうちに気持ちをパブリックに切り替えます。
これは玄関が、気持ちを切り替える役割を持っているからです。

□袖壁を玄関に採用するメリット

1.視界を遮れる

建物から少し外に突き出ている袖壁は、それだけで横側からの視界を遮れます。
プライベートを守ってくれる安心感から袖壁を採用する方も増えています。

2.生活感を隠せる

玄関は傘立てや植物など、意外とものが多くなりがち。
袖壁で物を死角に置けば、うまく生活感を隠してすっきりとした印象の玄関にできます。

3.デザイン性に優れている

袖壁は一部壁が突出しているので、一見すると不思議な形の玄関が生まれます。
少し個性的な玄関にできるデザイン性も、袖壁の魅力です。

4.玄関を広く見せられる

袖壁の色と玄関の色を統一すれば、壁がひと続きになって玄関が広く見えます。
玄関は家の中でも初めて足を踏み入れる場所なので、玄関が広々としていると家全体も広く見える錯覚効果があります。
限られた敷地内で家を広く見せるアイデアです。

5.防災の役割も果たす

袖壁は家の外に壁が増えるので、実質的に家全体を補強する役割も持っています。
地震の時に家が崩れるのを防いでくれるのは、地震大国日本では安心感があります。

また、壁が少し長く伸びていることで、万が一隣家で家事があっても炎や煙が移るのを防ぐのも袖壁の嬉しいポイントです。
台風による飛来物も、壁が玄関を守ってくれます。

防災面でも役立つからこそ、袖壁がさらに注目されているのです。

□まとめ

建物から外に少し突出した壁のことを袖壁と呼び、袖壁にはさまざまなメリットがあります。
今回ご紹介したものが全てではありませんが、視界を遮れることや家の耐久性を高めてくれることがメリットとして人気を集めています。
機能性、デザイン性に優れた袖壁、ぜひ一度お試しください。

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