新築でも安心できない?シロアリの脅威と対策をご紹介します!

新築の家を建てる際、多くの人がデザインや機能性に注目しがちですが、もう一つ重要な要素があります。
それは、シロアリ対策です。
特にリスク管理に敏感な方にとって、新築であってもシロアリの脅威は無視できない問題です。
この記事では、新築住宅におけるシロアリのリスクと、効果的な対策についてご紹介します。

□新築でも安心できない?シロアリの脅威

新築であればシロアリ問題は起きないと考える方も多くいらっしゃいますが、新築であってもシロアリの被害は発生します。

1:湿度と温度がシロアリ発生の鍵

高湿度と適温が保たれる環境では、シロアリが引き寄せられます。
例えば、以前湿地や田んぼだった土地で建てられた家は、シロアリにとって理想的な環境です。

2:建築スタイルの影響

基礎断熱工法や木造住宅など、特定の建築スタイルはシロアリのリスクを高めることがあります。
これらの家ではシロアリが侵入しやすく、また被害が拡大しやすい条件がそろっています。

3:基礎の構造に要注意

「ベタ基礎」はシロアリ対策に効果的ですが、完璧ではありません。
基礎に微細な隙間があれば、シロアリは侵入のチャンスを見つけます。

□新築のシロアリ対策!実践すべき予防法

新築住宅を建てる際、多くの人はその美しさや機能性に目を向けがちですが、シロアリ対策の重要性も見逃せません。
新築であってもシロアリ被害のリスクは存在し、予防策を講じることは不可避です。
ここでは、新築時のシロアリ対策において特に留意すべきポイントをご紹介します。

新築住宅の設計段階では、床下の点検口の設置を念頭に置くことが重要です。
点検口があれば、専門家による定期的なシロアリ検査が容易となり、早期発見と早期対処が可能になります。
特に床下の構造をシンプルに保つことは重要です。
複雑な構造はシロアリの隠れ家となり得るため、避けることをおすすめします。

さらに、基礎断熱工法の使用には注意が必要です。
この工法で用いられる断熱材はシロアリにとって魅力的な食料源です。
断熱材がシロアリの被害を受けることで、建物内への浸食が進む恐れがあります。
快適な住環境を提供するメリットがあるものの、シロアリ被害を引き起こす可能性があるため、基礎断熱工法の採用は慎重に行うべきです。
代替の断熱方法や、防蟻処理が施された素材を選択することが望ましいでしょう。

また、シロアリが侵入する可能性のある経路を特定し、事前に対策を講じることも重要です。
べた基礎構造でも、立ち上がり部分のわずかな隙間からシロアリが侵入することがあります。
これらの隙間に専用の薬剤を注入することで、シロアリの侵入を防げます。
玄関ポーチや配管周りの小さな隙間もシロアリの侵入経路となることがあり、これらの部分には防蟻剤を充填したシーリング材やウレタンフォームを使用し、隙間を埋めることが有効です。

□まとめ

新築住宅を建てる際、シロアリ対策は非常に重要な要素です。
湿度の高い地域や特定の建築スタイルはシロアリのリスクを高める可能性があります。
効果的な対策としては、床下の点検口の設計、基礎断熱工法の使用の注意、侵入経路への対策が挙げられます。
これらを考慮することで、シロアリによるリスクを最小限に抑え、新築住宅の安全性を長期にわたって保てますよ。

当社では、新築住宅にこだわりがある方のご要望にお応えします。
姫路市周辺で新築住宅をお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。