夏、外は心地よい風が吹いているのになぜか部屋の中だけが暑い。
そのような経験はありませんか。
この記事では、外は涼しいのに部屋が暑い原因と対策方法をご紹介します。
ぜひ、快適な室内環境作りの一助としてご活用ください。
□外は涼しいのに部屋が暑い原因
外は涼しいのに部屋が暑い原因は3つ考えられます。
＊屋根・壁・窓が原因
屋根や壁に使われるコンクリートは、熱しやすく冷めにくい特性があり、日中に日光がこれらの表面に当たると、熱がどんどん蓄積されます。
そして夜になると、その蓄積された熱が室内に放出され、部屋の温度が上昇してしまいます。
また、窓からの熱侵入は、部屋の温度上昇の要因です。
特に、南向きや西向きの窓からの日光は、部屋を一気に暑くします。
窓からの熱侵入は全体の約73％を占めるともいわれています。
＊熱がこもる構造
家の構造上、屋根や壁によって熱が閉じ込められるため、一度部屋の中に入った熱が逃げにくいです。
その結果、外の気温が下がっても部屋の中は熱がこもってしまい、暑さが持続します。
＊湿度の上昇
部屋を閉め切っていると、湿気も逃げられず、部屋の中は蒸し風呂のような状態になってしまいます。
湿度が高いと、同じ気温でも体感温度はぐっと高く感じます。
□部屋が暑い時の対策方法とは？
部屋が暑い時は、5つの対策をしましょう。
1.カーテンや雨戸を閉める
出勤時や外出時には、部屋のカーテンや雨戸を閉めて太陽の光を遮断しましょう。
これにより、部屋の中に熱が入り込むのを防げます。
遮光カーテンやすだれ、遮光ネットの利用も効果的です。
2.風通しを良くする
帰宅したら、対角線上の窓を開けて部屋の風通しを良くします。
これにより、部屋にたまった熱が外に逃げ、蒸し暑い部屋が改善されます。
3.扇風機を活用する
扇風機を外に向けて回し、部屋の中の蒸し暑い空気を追い出しましょう。
また、凍ったペットボトルを扇風機の前に置くことで、部屋の湿度を下げられます。
4.照明器具をLEDに変更
LED照明は白熱電球に比べて発熱が少ないため、部屋の温度上昇を抑えられます。
5.断熱対策をする
コンクリートの熱伝導を防ぐために、断熱材を使用したり、グリーンカーテンを作成したりしましょう。
これにより、コンクリート表面の温度上昇を緩和し、部屋の温度を適切に保てます。
□まとめ
外は涼しいのに部屋が暑い原因として、屋根や壁の熱放出と窓からの熱侵入、そして熱がこもる家の構造と湿度が考えられます。
この対策のために、カーテンやグリーンカーテンを利用して熱が侵入しないようにしましょう。
また、家にある熱を外に出すことも効果的です。
当社では、お客様の安心、快適、健康を守るために、家づくりのサポートをします。
姫路市周辺にお住まいの方は、ぜひ当社にご相談ください。
